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- john 9:12
- また彼らは彼に言った。「その人はどこにいるのですか。」彼は「私は知りません」と言った。
- john 9:13
- 彼らは、前に盲目であったその人を、パリサイ人たちのところに連れて行った。
- john 9:14
- ところで、イエスが泥を作って彼の目をあけられたのは、安息日であった。
- john 9:15
- こういうわけでもう一度、パリサイ人も彼に、どのようにして見えるようになったかを尋ねた。彼は言った。「あの方が私の目に泥を塗ってくださって、私が洗いました。私はいま見えるのです。」
- john 9:16
- すると、パリサイ人の中のある人々が、「その人は神から出たのではない。安息日を守らないからだ」と言った。しかし、ほかの者は言った。「罪人である者に、どうしてこのようなしるしを行なうことができよう。」そして、彼らの間に、分裂が起こった。
- john 9:17
- そこで彼らはもう一度、盲人に言った。「あの人が目をあけてくれたことで、あの人を何だと思っているのか。」彼は言った。「あの方は預言者です。」
- john 9:18
- しかしユダヤ人たちは、目が見えるようになったこの人について、彼が盲目であったが見えるようになったということを信ぜず、ついにその両親を呼び出して、
- john 9:19
- 尋ねて言った。「この人はあなたがたの息子で、生まれつき盲目だったとあなたがたが言っている人ですか。それでは、どうしていま見えるのですか。」
- john 9:20
- そこで両親は答えた。「私たちは、これが私たちの息子で、生まれつき盲目だったことを知っています。
- john 9:21
- しかし、どのようにしていま見えるのかは知りません。また、だれがあれの目をあけたのか知りません。あれに聞いてください。あれはもうおとなです。自分のことは自分で話すでしょう。」
- john 9:22
- 彼の両親がこう言ったのは、ユダヤ人たちを恐れたからであった。すでにユダヤ人たちは、イエスをキリストであると告白する者があれば、その者を会堂から追放すると決めていたからである。
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