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mark 6:40

そこで人々は、百人、五十人と固まって席に着いた。

mark 6:41

するとイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて祝福を求め、パンを裂き、人々に配るように弟子たちに与えられた。また、二匹の魚もみなに分けられた。

mark 6:42

人々はみな、食べて満腹した。

mark 6:43

そして、パン切れを十二のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。

mark 6:44

パンを食べたのは、男が五千人であった。

mark 6:45

それからすぐに、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませ、先に向こう岸のベツサイダに行かせ、ご自分は、その間に群衆を解散させておられた。

mark 6:46

それから、群衆に別れ、祈るために、そこを去って山のほうに向かわれた。

mark 6:47

夕方になったころ、舟は湖の真ん中に出ており、イエスだけが陸地におられた。

mark 6:48

イエスは、弟子たちが、向かい風のために漕ぎあぐねているのをご覧になり、夜中の三時ごろ、湖の上を歩いて、彼らに近づいて行かれたが、そのままそばを通り過ぎようとのおつもりであった。

mark 6:49

しかし、弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと思い、叫び声をあげた。

mark 6:50

というのは、みなイエスを見ておびえてしまったからである。しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。

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