eccles 4: 5
愚かなる者は手をつかねて、自分の肉を食う。
eccles 4: 6
片手に物を満たして平穏であるのは、両手に物を満たして労苦し、風を捕えるのにまさる。
eccles 4: 7
わたしはまた、日の下に空なる事のあるのを見た。
eccles 4: 8
ここに人がある。ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。
eccles 4: 9
ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。